今年は記録的な暖冬。
もう霧氷も終わりと思っていたら急に冷え込む一週間だった。週末は特に冷え込むという
天気予報に「これなら見ることができる」と確信して出かけた。
今まで霧氷は塔ノ岳・丹沢山(三峰を含む)や蛭ヶ岳の稜線ばかりだったので、今回は
西丹沢に向かうことにした。
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外は寒く、車を出るとすぐに雪が舞い始めた。
板小屋沢を渡り、徐々に高度を上げる。途中、ミツマタの花の上には雪の冠。
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徐々に雪が強くなってくると同時に周囲が乳白色に包まれ始める。ただし、木々の枝の白さは昨夜の風により水蒸気が凝結した「霧氷」。これからは、この「霧氷」と舞い上がる粉雪とのコラボレーションロード。
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落ち葉も徐々に白く染まり始める。
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石棚山手前の稜線。雪の白さにブナの黒が際立ってくる。
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雪が2Cm以上位になってから先行者が独りいることに気がついた。この後すぐに追いついたが、なんと大きな撮影機材を担いでブナの巨木と霧氷をジックリと撮影していた。
この先、犬越路まで出会ったのは他に1名のみ。それにしても、あの機材を駆使して撮った写真を見てみたい...。
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だんだんと霧氷の白が鮮やかになってきた。
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歩いていれば寒くは無いが、首に巻いたタオルが凍り始めてきた。
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檜洞丸山頂直下。見慣れた風景のはずだが妙に新鮮。
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檜洞丸山頂直下。6月近くにはまた来るはずだ。今年のつつじはどうだろう?
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檜洞丸山頂よりこれから向かう熊笹の峰をみる。
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雲が流れて熊笹の峰やその先の大笄の姿が何度も見えては消える。
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熊笹の峰に向かう途中。
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熊笹の峰の「熊笹と霧氷」。
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下から吹き上げてくる雲(風)に白く染まる草木。
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大笄の先から見る小笄。これから暫くはやせ尾根の岩場を急降下。雪はあっても氷が無いので
注意深く歩けばアイゼン無しで可(氷がある場合、無アイゼンは非常に危険)。
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