[熊野古道概略図(出典はリンク先から)] |
大峯奥駈道・逆峰(吉野駅→熊野本宮大社)は2014年のGW、小辺路・中辺路(高野山→熊野本宮大社→熊野那智大社)は2015年のGWに歩いている(テント泊縦走)。 今回は、中盤の天気が不安定なので、とにかく大峯奥駈道を開始。もし雨確定ならば、潔く引き返して、雨をやり過ごしてから中辺路を歩く作戦(中辺路は田辺・滝尻王子→熊野本宮大社が未踏)。 案の定、玉置山で引き返してから中辺路歩きとなった。 ※最初の2日間は晴れなので釈迦ヶ岳位までは進めるが、雨を嫌って下山しても熊野本宮駐車場(河原)まで戻る方法が良くわからなかった(タクシー利用は論外)…実際は以下の通り。
|
2019/04/27 8:16:36 キンラン(金蘭) 孤高の花。いつも暗めの林の中、一輪で咲いている。キンラン(ギンラン)の群生などというものは見たことが無い。 |
2019/04/27 8:58:43 吹越権現 ここから大黒天神岳、五体尊岳、大森山と低山とは思えないとんでもないアップダウンが連続する。 |
2019/04/27 9:06:13 熊野川と十津川村 | 2019/04/27 11:44:37 五体尊岳 強烈なアップダウンをこなしてやっと大黒天神岳から五体尊岳。さらに、大森山まで一旦下ってまた急坂を登ります。 |
2019/04/27 13:10:06 シハイスミレ(紫背菫) | 2019/04/27 14:52:27 玉置神社 伝統を感じさせる神社。社務所脇の蛇口から水を分けてもらい、今夜の寝場所は玉置山展望所(トイレ有)と決める。 ここまでは車で来ることも可だが、歩きとなると大変! |
2019/04/27 15:06:52 玉置神社のイモリ | 2019/04/27 15:41:41 世界遺産の碑 とにかく、猛烈に冷たい風が吹きまくる。夏用の手袋では冷たすぎて想定外のテムレスが役に立った! |
2019/04/27 16:30:01 玉置山展望台 今宵の宿、とにかく寒い! 丹沢等1500mを超える山岳地他では雪が降ったようだ。持ってきたダウン等を全て着こんでテントに潜り込む。 外にあるテーブルで宴会…という余裕は無かった! この時点で二日後以降の天気予報ははっきりと雨...釈迦ヶ岳位まで進んだ時点で雨となる。雨でも進むか下山するか(小屋で停滞か)? 下山となると車回収が非常に面倒、というかよく分からない。これから本格的な山岳路を前に、 寒さも手伝ってやる気をなくし、スゴスゴと元来た道を戻ることに決定。 |
カンアオイ(寒葵) 昨夜の異様な寒さで近頃不調なカメラの時刻が変調… |
|
キランソウ(金瘡小草) 別名:ジゴクノカマノフタ | ヒメレンゲ(姫蓮華) 高山型はミヤママンネングサ…私には区別不可。 |
ヒメハギ(姫萩) |
川湯温泉公衆浴場
入浴料250円、石鹸・シャンプーは別途購入(湯の峰温泉公衆浴場も同じ)。 若干硫黄の匂いがする、内湯のみ…露天など無しの地味な雰囲気がまた良い。 |
京都大学水族館前から |
南方熊楠記念館 |
熊野本宮大社 暇なので平成最後(4/30)と令和初日(5/1)ともにお参り… |
中辺路の概略図(出典はリンク先) |
3日間も田辺に留まり、やっとの縦走開始。2泊3日のミニ縦走になったが、未踏の滝尻王子→熊野本宮大社を含む熊野古道・中辺路を歩く! とにかく進み、適当なところで… |
2019/05/02 6:20:35 滝尻王子 相変わら遅めのスタート。 田辺駅から滝尻王子までも中辺路に含まれ幾つかの「王子」があるが殆どがアスファルト歩き。滝尻王子には無料駐車場とトイレが完備しているので皆ここからスタートする。田辺駅~滝尻王子~熊野本宮大社のバスもある。 ※「王子」とは要するに「お参りする場所」であり「王様の子供(プリンス)」が居たところというわけではない。 |
|
2019/05/02 6:21:08 滝尻王子から近露王子までは山岳路の割合が多く、なかなか趣がある。 |
2019/05/02 6:51:48 不寝王子(ねずおうじ) |
2019/05/02 6:56:13 森の中、朝日が木々の日影を貫いてなかなか良い雰囲気! 最初は横から... |
2019/05/02 7:03:57 場所変われば上から... |
2019/05/02 7:04:01 | 2019/05/02 7:25:41 そして、ハッキリとした朝日の下… |
2019/05/02 8:43:19 高原熊野神社 | 2019/05/02 8:50:44 レンゲソウ(蓮華草) めっきり見かけることがなくなった! |
2019/05/02 9:25:45 大門王子 | 2019/05/02 11:26:21 ウラシマソウ(浦島草) |
2019/05/02 12:10:42 近露王子 ここから民家の間を縫うように歩く 水道の蛇口があったので水を補給… |
2019/05/02 12:53:05 アカバナユウゲショウ (赤花夕化粧) 艶めかしい名前! |
2019/05/02 13:10:22 ニョイスミレ(如意菫) 別名:ツボスミレ | 2019/05/02 13:18:39 山間の小路…良い雰囲気! |
2019/05/02 13:39:25 ナルコユリ(鳴子百合) | 2019/05/02 13:59:43 ホッとする雰囲気! |
2019/05/02 14:26:40 小広王子 この先から再び山道。そろそろ幕営場所を探す。 [三越峠で幕営] 山間なので幕営場所は幾つかあるが杉林は好かない…蛇型地蔵付近、澤水ながら蛇口から水が流れ出ていたので補給。幕営スペースとトイレもあったが、やはり杉林で好きになれない。少々暗くなっても良いから発心門王子まで行くつもりで歩き続けると三越峠(みこしとうげ)に出た。開けた場所で何と(澤水利用だが)水洗トイレも完備されている休憩所があったので、ここを幕営場所にする。 |
2019/05/03 6:05:42 三越峠 「ピュルルルルルー」というアカショウビンの声に送られて出発! 昨夜、静かで誰もいない峠、持参した酒を二人でチビチビやりながら気持ちよく眠りに落ちた。 深夜、目が覚めて表に出ると溢れんばかりの星、そして一つが一直線に流れた! |
|
2019/05/03 7:36:50 たまにはこういう路を歩くのも良いもんだ! 田舎生まれの自分には懐かしい景色… |
2019/05/03 7:43:20 ウマノアシガタ(馬の足形) 高山型は「ミヤマキンポウゲ」、私に両者の区別は不可。 |
2019/05/03 7:43:42 ムラサキサギゴケ(紫鷺苔) | 2019/05/03 7:44:10 セイヨウジュウニヒトエ(西洋十二単) |
2019/05/03 7:44:37 レンゲソウ(蓮華草) 別名:ゲンゲ(紫雲英) | 2019/05/03 7:57:11 水呑王子 |
2019/05/03 9:20:16 熊野本宮大社の真上に出ます。 |
2019/05/03 9:26:14 平成最後の日と合わせて令和最初の熊野本宮大社 |
2019/05/03 9:47:45 大斎原(おおゆのはら) 大斎原の大鳥居、上部真ん中の丸いものはモチロン八咫烏! 熊野本宮大社に令和最初のお参りをしたら大斎原を通って請川(小雲取越え入口)へ。 |
2019/05/03 10:41:57 請川、小雲取越入口 |
2019/05/03 13:55:56 茶屋跡 所々に… |
2019/05/03 14:56:17 小雲取を越えて、小口自然の家(キャンプ場あり)へ… |
2019/05/03 16:04:02 小口自然の家 お風呂(キャンプ代に含まれる)に入ったらビールを購入してテーブルで、その後はふかふかの芝生の上で宴会! 一面にムラサキサギゴケが咲いていて、踏みつけるたびに心が少々痛んだ… |
2019/05/04 6:17:47 大雲取越 歩き出しから延々と約800mの標高差を越前峠まで、厳しいのぼりが続く(胴切坂)。ただ、道は広く整備されているのでジックリ景色などを眺めながら登れば意外と… |
|
2019/05/04 6:50:32 岩場に咲くツツジ、前回も見たような気がする… | 2019/05/04 7:11:38 ガクウツギ(額空木) 何となく甘い香りが漂っていた |
2019/05/04 7:58:49 延々と続く胴切坂… |
2019/05/04 8:49:11 鹿 |
2019/05/04 9:41:43 野うさぎ | 2019/05/04 9:54:45 イモリ or サンショウウオ? |
2019/05/04 10:19:59 フモトスミレ(麓菫) | 2019/05/04 13:06:38 熊野那智 青岸渡寺 |
2019/05/04 13:10:09 那智の滝 早々にお参りしたら、滝つぼには寄らずバス停を目指す。バスで那智勝浦、特急「くろしお」で田辺駅に向かう。 |
2019/05/04 17:07:40 紀伊田辺駅 この後、バス(2番線)で滝尻まで。 滝尻で車を回収したら帰路につく。 |
乾燥野菜には2種あるようだ。乾燥方法は言葉から容易に連想できるが、フリーズドライ製品は高額になるようであまり見かけない。 エアーズドライ製品は風を吹きかける際に野菜が傷つかないようブドウ糖を混ぜるようで甘い!…が、前者より安い。 購入したのは以下の2種
- フリーズドライ
- エアーズドライ
カネタ 徳用 野菜たっぷり味噌汁の具 100g×4個(¥1,512) => キャベツのみ中国産、そして
九州ドライベジ 乾燥野菜 九州産 野菜&わかめ ミックス 100g 1袋(¥1,450) => こちらは全て日本産。
なんと、キャベツのみで値段が4倍!
どちらもカナリ甘い。ラーメン等に加えると若干微妙な味になるが贅沢は言えない…