ザゼンソウ(座禅草)[サトイモ科](花期:3〜5月) 2005年3月20日 四阿屋山 お坊さんが黒頭巾をかぶり座禅を組んでいるような姿から命名された。 また、達磨大師をイメージして「ダルマソウ」とも呼ばれる。 |
サラサドウダン(更紗灯台)[ツツジ科](花期:春) 別名:フウリンツツジ(風鈴躑躅) 2007年6月23日 蛭ヶ岳 名前は赤みを帯びた筋が更紗染めの模様を思わせることから。 花が開くにつれて色は濃くなる。 ドウダンは、昔の照明用具・灯台(どうだん)の意味。 |
サワギキョウ(沢桔梗)[キキョウ科](花期夏〜秋) 2007年7月28日 尾瀬 草丈は1mを越えることもある。 花の形はかなり異なるが、色はキキョウのそれと似ている。 有毒。 |
サワギク(沢菊)[キク科キオン属](花期:6〜8月) 別名:ボロギク(襤褸菊) 2006年8月5日 南沢(八ヶ岳) やや大きめ。葉はやわらかく羽状に深裂するのが特徴。 別名は花後の綿毛がぼろくずのように見えるから。 |
サワラン(沢蘭)[ラン科](花期: 7〜8月) 2005年7月24日 尾瀬ヶ原 名前は沢沿いの湿地帯で見かけることに因む。 |
サンカヨウ(山荷葉)[メギ科サンカヨウ属](花期:春〜夏) 2005年6月25日 富士見下(尾瀬) 荷葉とはハスの葉のこと。つまり山のハス? | |
サンカヨウの実 2005年7月17日 白馬尻(白馬岳) |
サンリンソウ(三輪草)[キンポウゲ科](花期: 春) 2005年6月25日 尾瀬ヶ原 イチリンソウ、ニリンソウと比べると一番花期が遅い。 また、花も小さい。 葉に柄がある。 |
ジシバリ(地縛り)[キク科](花期:春) 2005年6月4日 後山林道(奥多摩) |
シモバシラ(霜柱)[シソ科](花期:秋) 2006年9月9日 高尾山 名前は、冬に地上部が枯れても毛管現象で水分がよく上昇し、 結晶して霜柱ができることから。 上部の葉のわきに一方にだけ花をつける。 | |
シモバシラにできた霜柱 2007年11月23日 南木曽岳(木曽) |
シャガ 2005年5月21日 石老山 |
ジュウニヒトエ 2005年4月29日 小袖(雲取山) |
ショウジョウバカマ(猩々袴)[ユリ科](花期:6〜7月) 2005年7月10日 至仏山(尾瀬) 花が猩々(しょうじょう=中国に伝わる伝説上の猿)の赤い顔と、葉の重なりが袴を連想 させるから猩々袴(うーん)。 |
シラタマノキ(白玉の木)[ツツジ科](花期:7〜8月) 2005年10月9日 双子池(八ヶ岳) 名前は写真のように白色の果実をつけることから。 アカモノ(イワハゼ)に対して「シロモノ」の別名がある。 葉や実を揉むとサロメチール臭がする。 | |
シラタマノキの花 2005年8月7日 針木岳(北アルプス) |
ハコネシロガネソウ 2005年5月14日 丹沢山 |
シロニガナ(白苦菜)[キク科ニガナ属](花期:7〜8月) ニガナの白花種。 葉や茎に苦みのある白い乳液を含むのでニガナの名がついている。 |
ズダヤクシュ(喘息薬種)[ユキノシタ科](花期:6〜8月) 名前は、長野県で喘息のことを「ずだ」といい、さらにこの植物が効くということに因む (写真は花の後)。 |
セキヤノアキチョウジ 2004年10月24日 本谷林道(丹沢) |
セツブンソウ 2005年3月20日 四阿屋山 |
セリバヒエンソウ 2005年5月1日 本仁田山 |
2004年7月17日 北岳 |
センブリ(千振)[リンドウ科](花期:秋) 2006年9月30 塔の岳(丹沢) 花・葉・茎・根、すべてかむと苦く全草が薬用に用いられる。 名前は、「千回振り出してもまだ苦い」ということから。 |
ソバナ(岨菜)[キキョウ科](花期:夏) 2004年8月7日 槍ヶ岳 花はツリガネニンジン(釣り鐘人参)とよく似ているが、ツリガネニンジンは花が輪生するのに対して、ソバナは小さな釣り鐘型の青紫の花が一つずつ独立している。 名前は岨(そば、厳しい崖の意)に生えて、山菜として食べることから「ソバナ」らしい。 |